こんにちは。
心を育むパステルアートゆびまるこのルパです。
ただいまコロナ・ショックをきっかけに深く深くいろいろと考えているルパです。
今、なにができるのか?
なにをして、しないのかを考えるときなんでしょうね。
出会うものによって、変化していく私たち。
子どもたちはアートの中で成長していきます。
こちらの物語も素敵なお話しでした。
絵を描き、物語を生み出し、演じる。
大好きなくまのティム。
今日は森にいきました。
すると大きな木がありました。
「え?ティムの木?」
大きい大きいその木のかたちはティムの顔。
じっと見ていると木が話し出しました。
「もうすぐ新しい花が咲くんだよ」
よくみると枝につぼみがついている。
ティムの木は花がさくのを待っていました。
ティムは森をすすみます。
するとお花たちもティムのチューリップになりました。
「ティムリップだよ」
赤、黄色、ピンク。
お花たちもティムのお顔になりました。
ティムがいくから、ティムの森。
ティムがあったから、ティムの木。
ティムが見たから、ティムリップ。
ティムは、ティムでいっぱいの森をすすみます。
その森は笑顔でいっぱいでした。
素敵な物語です。
「ティムが行くから、ティムの森になるんだよ」
その言葉って、真実だと思います。
私たちは、出会うものの中に私たちがいる。
私たちの世界を生きていくんだと思います。
家も、私の家。
学校も、私の学校。
友達は、私の友達。
「私の」と思えることが素晴らしい。
心がちゃんとそこにある。
私がちゃんと育っています。
「ティムになってみる」お面もつくりました。
そう考えると、今、みんなが不安に感じている「コロナウイルス」も
「私の」ってつけてみると、なにか気づかされます。
…私のコロナ。
私にとっての、コロナウイルス。
どうですか?他人ごとではないですね。
それはうつるとか、うつすとかという行動だけでなく、
自分自身のことを、自分の行動を俯瞰して見つめ、選択するときなのかもしれませんね。
外に出られないので
今は、「考え、まとめ、整理する」ことをしようと思っています。
こどもたちの純粋でまっすぐな表現活動は本当に素晴らしい。
そこには真実が生きている。
素敵なアートと気づきをありがとう。
それではまた。
今日もまる!みんなまる!ゆびまるこでした。